『マルクス一番乗り』(1937)

9月のときの鑑賞記。
この頃は、英語に企画書にいっぱいいっぱいだった上、8月にやたらと戦争映画を見過ぎて、頭がくらくらしていたので、できるだけ刺激の弱そうなもの、とりわけ過去見た作品を掘り起こしてたと思います。


マルクス一番乗り』(1937)
原題:A DAY AT THE RACES
アメリカ・110分】
製作国 アメリ
監督: サム・ウッド
脚本: ロバート・ピロッシュジョージ・シートンジョージ・オッペンハイマー
出演: グルーチョ・マルクス、ハーポ・マルクス、チコ・マルクス

ハーポになりたい。グルーチョにもなりたい。チコの手が欲しい。
途中で辞めたイケメンは我が家の坪倉由幸に似てない??
DVDボックスも買って、一時期は大学院の卒論にしてやろうかしら、なんて
考えるほど熱くなっていた。

そういえば、廉価版のセットで買った3枚のうちの一枚が不良品で見れない。
・・・めんどくせー!



ティーン・ヒーローJ.J.』<未>(1984)
原題:HIGH SCHOOL U.S.A.

アメリカ・100分】

監督: ロドニー・アマトゥ
脚本: アラン・エイセン、ラリー・ミンツ
撮影: ハル・トラッセル、ジャック・ホイットマン
音楽: トニー・バーグ、マイルズ・グッドマン
出演: マイケル・J・フォックス、クリスピン・グローヴァー

我らがマイケルJの魅力を存分に引き出した作品。
ずるがしこくて、お茶目で、ちょっぴりセンチメンタルなキャラクターは、マイケルにぴったりだと思う。最高!!!




『黒い家』(1999)
【日本・118分】
監督: 森田芳光
プロデューサー:柘植靖司、三沢和子、山本勉
エグゼクティブプロデューサー: 原正人
製作総指揮:角川歴彦、大谷信彦
原作: 貴志祐介
脚本: 大森寿美男
撮影: 北信康
出演: 内野聖陽大竹しのぶ、西村雅彦、小林薫

大竹しのぶの奇怪なおそろしさが素晴らしい。
原作の方がもっと怖いらしいけど、ぬめぬめっとした
人間の気持ち悪さを演出するのが得意そう。




『大人の見る絵本 生れてはみたけれど』(1932)
【日本・91分】
監督: 小津安二郎
原案: ゼェームス・槇、(小津安二郎
脚色: 伏見晁
出演: 斎藤達雄、吉川満子、菅原秀雄、突貫小僧

相米慎二同様、観察力が素晴らしいからこそ、
人と人の掛け合いの息遣いの見せ方が上手いんだと思う。




レディバードレディバード』(1994)
原題:LADYBIRD, LADYBIRD
【イギリス・102分】
監督: ケン・ローチ
脚本: ロナ・ムンロ
出演: クリシー・ロック、ウラジミール・ヴェガ

もはやドキュメンタリー。
ジョン・カサヴェテス『こわれゆく女』を思い出した。




『花の鼓』(2002)
【日本・48分】DV(4:3)
監督: 松岡奈緒

『背骨のパトス』(2008)
【日本・60分】DV(4:3)/60min
監督: 松岡奈緒

映画批評とかそういう尺で計るものじゃなく、
ただ、なにか衝撃と言葉を秘めた作品だと思った。