シュトロハイムvsワイルダーvsうち

■PLANET+1にて。


『アルプス颪』(1919)
原題:BLIND HUSBAND
アメリカ・70分】
監督: エリッヒ・フォン・シュトロハイム
原作: エリッヒ・フォン・シュトロハイム
脚本: エリッヒ・フォン・シュトロハイム
出演: エリッヒ・フォン・シュトロハイム/フランセリア・ビリントン/サム・ド・グラッス

悪夢。残酷。上映室の暗闇の中、殺してくれ!と叫びたくなった。
ラスト、カメラのショットすべてが彼の不在を物語る。
感動しすぎて上映してくれた社長に恋しそうになりました。




■家にて。


ニノチカ』(1939)
原題:NINOTCHKA
アメリカ・110分】

監督: エルンスト・ルビッチ
原案: メルキオール・レングィエル
脚本: ビリー・ワイルダー/チャールズ・ブラケット/ウォルター・ライシュ
出演: グレタ・ガルボ/メルヴィン・ダグラス

やっとDVD買いました。
ルビッチの演出の前に、ビリー・ワイルダーの脚本を絶賛しておきたい。(翻訳者ともども)セリフがいちいち素晴らしかった。胸がしめつけられました。ペシャンコです。辛苦とともに喜びがこみあげてくる、心が削られてゆくような感動を得ました。1から10まで素晴らしかった。