『コンナオトナノオンナノコ』(2007)

コンナオトナノオンナノコ』(2007)
監督:冨永昌敬
原作:安彦麻理絵
脚本:佐藤有記/冨永昌敬

出版社で働くキャリアウーマン独身・チアキ。幼い娘をもつセックスレス主婦・マサミ。29歳、女。幸せを欲するチアキが突然に失踪したことがきっかけで、幸せに不満なマサミは仕事に復帰する・・・。一見無機質に並べ立てられた言葉と映像の重なり、飛ぶ“時間”、そして、背後で育つトウモロコシに感動してしまう。ちょっとずつ上手くいっていない断片が、なんとなく最後はひとつになるような映画。


『マジシャンズ』(2005)
監督:ソン・イルゴン

意味が出てくる90分1カット。裏側をすべて表側に変えてしまう演出にだけでも涙。演劇にカメラがプラスの意味で加わって、すごくいい具合に機能している。